新米が出回る季節は格別ですが、家に残っている古米をどうやって美味しく食べ切るか悩んだこと、ありませんか?保存状態によっては「パサパサする」「香りが落ちた」「おいしくない」と感じてしまうこともありますよね。
でも、実は炊飯器を変えるだけで古米の味がぐっと引き立つんです!
この記事では、古米でもふっくら美味しく炊けるおすすめの炊飯器を、選び方のポイントとともにご紹介します。すべて実際に評判の良いモデルを厳選していますので、炊飯器選びの参考になれば嬉しいです。
1. 古米がおいしくない理由とは?
古米とは、収穫から1年以上経ったお米のこと。新米と比べて、水分が抜けているため、炊き上がりが硬くなったり、甘みや香りが劣ることがあります。さらに保存状態によっては、酸化やにおい移りが起こることも。
ただし、炊き方と炊飯器次第でおいしさは大きく変わります。
炊飯器の加熱方式や圧力、炊き分け機能、水分の調整力が重要になってくるのです。
2. 古米でもふっくら炊ける炊飯器の選び方
● 圧力IH式を選ぶ
IH式(電磁誘導加熱)に加えて、圧力機能付きの炊飯器は、熱の伝わり方が均一で芯までふっくら炊けます。古米の硬さを和らげ、もちもち感を引き出す効果あり。
● 炊き分けメニューが豊富
「古米モード」「熟成炊き」「極うま」など、銘柄や状態に合わせたメニューがあるとベター。お米の個性を最大限に引き出せます。
● 高機能な水温・吸水コントロール
最新の炊飯器は、吸水時間や温度を自動制御。古米は特に吸水に時間がかかるため、こうした制御がふっくら感を生むポイント。
3. 古米も驚くほど美味しく!おすすめ炊飯器5選
① 【象印】炎舞炊き NW-FB18(圧力IH)
- 価格帯:8〜10万円
- 容量:1.8L(1升炊き)
おすすめポイント:
象印独自の「炎舞炊き」は、かまどの炎を再現したような激しい加熱を実現。内釜の6つのIHヒーターが時間差で点火し、激しく舞うようにお米を加熱します。古米特有の芯の硬さを柔らかく解消し、甘みも引き出します。
「わが家炊き」モードで、お好みの食感に調整できるのも◎。
② 【タイガー】土鍋圧力IH ご泡火炊き JPL-G100
- 価格帯:10万円以上
- 容量:5.5合
おすすめポイント:
本物の土鍋を使用した内釜が特徴のハイエンドモデル。泡立つように沸騰し、お米を包み込むように炊き上げます。圧力と泡の力で古米にも優しく、ツヤと香りが格別。
「古米再生モード」こそないものの、熟成炊きや玄米などの炊き分けメニューが豊富。
③ 【パナソニック】Wおどり炊き SR-VSX101
- 価格帯:6〜9万円
- 容量:5.5合
おすすめポイント:
「可変圧力おどり炊き」でお米が踊るように対流。古米のばらつきも均一に熱が通り、ふっくら甘みのある炊き上がり。
また、「鮮度センシング」機能により、米の状態を自動で分析し、最適な炊き方を提案してくれる優れモノ。忙しい家庭にぴったりです。
④ 【日立】ふっくら御膳 RZ-V100GM
- 価格帯:4〜6万円
- 容量:5.5合
おすすめポイント:
日立のこのモデルは価格と性能のバランスが◎。
「圧騰甘み炊き」機能で、甘み成分を引き出しながらも、べたつかない上品なご飯に。古米でも炊き分けができるため、硬め・柔らかめもお好みでOK。操作も直感的で使いやすい。
⑤ 【アイリスオーヤマ】銘柄炊き RC-IF50-B
- 価格帯:1〜2万円
- 容量:5.5合
おすすめポイント:
コスパ重視の方におすすめ!「銘柄炊き分け機能」で、全国50種類以上の銘柄に対応。古米の特徴も吸収し、うまみを引き出します。
お手頃価格でも圧力IHを搭載し、普段使いには十分すぎる機能性。初めての高機能炊飯器としても人気。
4. 古米をもっと美味しくする一工夫
炊飯器の力にプラスして、以下のちょっとしたコツも試してみてください:
- 水は少し多めに(5〜10%増)
- 冷水で30分以上吸水させる
- 日本酒やみりんを少量加える(風味が豊かに)
- 炊飯後はすぐに混ぜる(余計な蒸気を逃がす)
まとめ|古米を美味しく食べるには“炊飯器の力”が鍵!
いかがでしたか?
古米をあきらめてしまう前に、ぜひ炊飯器の見直しをしてみてください。
高価なものからリーズナブルなものまで、今は本当に多機能な炊飯器がたくさんあります。最新モデルは、技術の進化で古米でも新米のような味に近づけることができます。
これからの季節、古米を上手に活用して、家族みんなでおいしいご飯を楽しみましょう!
コメント